「建坪(たてつぼ)」の意味
建坪とは、一般的に建物が建っている地面の面積を言います。
実際には、建坪という言葉は明確な定義があるわけでははなく、あくまで慣用的な語句となっています。そのため、住宅メーカーや工務店、解体業者などの業者間でも、解釈にずれがあるこがあります。業者によっては、建坪=1階部分の床面積とするところもありますが、一般的には建坪という語は、「建築面積」と同義であることがが多くなっています。建築面積は、建築基準法で明確に定義されている言葉ですが、簡単に言うと、建物の真上から光を当てた時、直下に落ちる影の面積部分になります。つまり建築面積は、1階部分の床面積と、必ずしもイコールではないということになります。例えば、1階部分よりも2階部分が張り出していた(1mを超えて)場合、その部分も建築面積には含まれます。ちなみに建築面積と延べ床面積を混同することもありますが、延べ床面積とは、全ての床面積の合計を言います。つまり、2階建ての建物であれば、1階部分と2階部分の床面積全部を合計したものが、床面積になります。
解体工事の費用は、延べ床面積×坪単価で表すことが一般的です。坪単価とは、1坪あたりの工事費用のことで、主に建物の構造によって金額が左右されます。つまり、解体工事のおおよその費用は、延べ床面積ならびに建物の構造によって決まるということが言えます。
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