「ゼネコン」の意味
ゼネコンとは、土木・建築工事を発注者から一式で請け負い、施工の全体的な管理を行う総合建設業者を言います。
ゼネコンという名称は、「General Contractor」という英語の略称とされています。「General Contractor」は日本語にすると、「総合請負業者」といった意味の言葉です。その名の通り、請け負った工事の施工を総合的に取りまとめるのが、ゼネコンの役割になります。あくまで全体の管理が役割であり、実際の工事については、関連の下請け会社が担当することが多くなっています。
ゼネコンの定義は明確ではありませんが、設計・施工・研究を社内で行っており、尚且つ売上の大きい建設会社という認識が一般的です。ゼネコンにはさまざまな会社がありますが、鹿島建設、清水建設、大成建設などは、売上高や歴史などから「スーパーゼネコン」と呼ばれています。
ゼネコンは建設工事だけでなく、解体工事も請け負っています。この意味では、ゼネコンは日本最大手の解体業者という呼び方をすることもできます。ゼネコンが担当するのは、高層ビル解体のような大型の工事が主体です。大手のゼネコンは、それぞれ高層ビル解体の独自工法を開発し、粉じんや騒音の低減など技術を競っています。
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