「一般ごみ」の意味
解体工事などの事業活動で排出されるごみを「産業廃棄物」と呼びますが、それに対し一般家庭から出されるごみは、「一般廃棄物(一般ごみ)」と呼ばれて区別されます。
一般廃棄物は二種類に分類され、排出者により生活系の一般廃棄物と事業系の一般廃棄物に分かれます。産業廃棄物は排出事業者に処理責任があり、生活系の一般廃棄物は市町村に処理責任があります。
一般ごみは可燃ごみや不燃ごみなどに分かれますが、主なものには生ごみや紙・布類、プラスチック製品、金属類や、陶器類、衣類といったものなどがあります。一方、タンスなどの家具類や自転車などは粗大ごみとして回収されることになり、費用も発生します。
解体工事に際しては、一般廃棄物は排出者である元々の占有者が解体工事の施工に先立って処理をすることが原則となります。
一般廃棄物の廃棄を業者に依頼する場合は、一般廃棄物処理業の許可を取得している業者へ委託する必要があります。
コストを考えると、できるだけ自身で処分をした方がメリットがあると言えますが困難な場合は業者や役所へ相談するとよいでしょう。
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