WordPress制作にかかる主な費用8選
数あるCMS(コンテンツ管理システム)の中で、最も高い人気を得ているのがWordPressです。世界中いたるところで活用されており、ユーザーの中には著名な企業が利用しているケースも少なくありません。
これからホームページ制作で利用しようと考えている方も多いでしょうが、その際気になるのが費用面ではないでしょうか。比較的手軽にサイト制作ができるとはいえ、WordPressにもさまざまな種類の費用が必要となります。
本記事ではWordPress制作にかかる主な費用を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPress自体の費用は無料
WordPressはオープンソースのブログ投稿管理システムで、無料で一般に配布されていることから、使用に費用はかかりません。運用面での費用も発生せず、無料のテーマやテンプレートを利用すれば、サイト構築で最低限必要な費用はドメイン代とサーバー代だけとなります。
こうした特徴から、WordPressは個人レベルでも活発に利用されていますが、企業のホームページ制作を目的として使うのであれば、専門の制作会社やWordPressの制作が得意なフリーランスなどに依頼するのが妥当でしょう。なぜならば、オープンソースソフトウェアという特性上攻撃の対象となりやすく、サイト制作にあたっては万全のセキュリティ対策が求められるためです。
サーバー費
WordPressを使ってのホームページ制作では、ソフト自体の費用は無料でも、サーバー代がかかるという事実は上で述べた通りです。サーバーは自社専用のものを置けるような会社を除き、多くはレンタルサーバーが活用されます。
サーバーのレンタルにかかる費用は、会社やプランによって異なりますが、大体の相場で見ると月額1,000円前後となっています。安さにこだわれば月額500円程度というケースもありますが、あまり安すぎると、容量不足やサポート体制の不備といったデメリットが発生しがちとなっています。
ドメイン費
サーバーに加えて、ドメインの費用も必要です。これは、WordPressによるホームページ制作に限りません。
ドメインはよくインターネット上の「住所」に例えられるもので、「共有」と「独自」の2つに分けられます。前者はサービス運営会社所有のものを複数のユーザーで共有する形となっており、無料で使えるケースが多いものの、好きなドメイン名を選べないなどの短所があります。
後者は文字通り、唯一無二のオリジナルのドメインで、他社との差別化が図れて信頼性を確立するのに役立つという長所があります。こちらは有料で、必要な費用の相場は年に1,500円程度となっています。
テーマ費
WordPressのテーマとは、Webサイトの全体的なデザイン・構成の設定を決めるテンプレートのまとまりを指します。テーマの変更に伴いデザインや機能を自由に変えることができますが、WordPressはこのテーマが非常に充実していることが特徴となっています。
WordPressのテーマには、無料のものと有料のものの2種類があり、無料のものでも十分に高品質なホームページを制作することが可能です。一方、有料テーマの費用相場に関しては、大体10,000円~20,000円ほどとなっています。
プラグイン費
プラグインとは「拡張機能」のことで、ホームページやシステムに新たな機能を加えて使いやすくするプログラムを指します。目的に合わせてさまざまな種類のものを選ぶことができ、たとえば問い合わせフォームを用意する、スパム対策を行うといったことが可能となります。
こうしたプラグインの多くは、基本的に無料で使用することが可能です。有料の場合は、1つにつき5,000円程度が費用の相場となります。
なお、WordPressのプラグインには、公式と非公式の2種類が存在します。このうち前者は、ソースコードのチェックを経てWordPressの公式サイトに登録されたものになります。安全性を考慮すれば、こうした出自の明確なプラグインを選ぶことが重要となります。
デザイン費
上でも述べたように、WordPressには無料のテーマが充実していることから、それらを利用すれば費用をかけずにデザインをまとめることができます。しかし、オリジナリティの面では期待できないため、独自性を求めるのなら自社制作か、あるいはWeb制作会社に助力を求めるのが適切でしょう。
その場合にかかる費用(コーディング含めて)は、自社制作の場合無料~3万円程度です。一方制作会社に頼む場合は、依頼の内容やどういった会社に頼むかで変わってきますが、必要最低限レベルで10万円~30万円ほど、オリジナルデザインで80万円~100万円前後となります。
コーディング費
デザインを決定しても、それだけでホームページが公開できるわけではありません。インターネット上で機能するサイトを作るには、プログラミング言語によるソースコードの記述が必須となります。その一連の作業がコーディングで、制作会社を通じたWordPressのサイト制作では、これに関する費用も発生します。
コーディング費用は、通常トップページと下層ページに分けてそれぞれに設定されるようになっています。費用の相場は、トップページが1万円~4万円程度、下層ページが5,000円~2万円程度となります。派生ページは1,000円~5,000円で、レスポンシブ対応なら前述の1.5~2倍程度になります。
運用保守費
コーディングが終わりテストも済めば、無事WordPressによるホームページの公開となります。しかしこれで作業のすべてが完了というわけではなく、その後には継続的な保守管理が待ち受けています。SSLの管理やプラグインのアップデートなどから、コンテンツの更新といった作業まで制作会社に頼るケースも多く、相応の費用が必要となります。
こうした運用保守費は、制作会社依頼の場合5,000円~5万円程度が相場となります。一方自社で行うのであれば、人件費などはかかりますが、基本的に無料です。
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