どこが違う? ホームページ制作会社の9つの比較ポイント
ホームページ制作会社と言ってもたくさんあってどこを選べばいいか迷われていることかと思います。
「地域名 + ホームページ制作」などで検索をすれば、たくさんの制作会社のホームページが表示されます。
一方で、「どの会社も似たようなことが書いてあって結局違いがわからない」、そんな経験をされたことがある方も多いと思います。
そんな、ホームページ制作会社の比較に役立つ9つのポイントを「制作会社の姿勢」「クオリティ」「効果」「制作会社とのコミュニケーション」の4カテゴリに分けて紹介します。
ホームページ制作に対する姿勢は?
1.自社で情報や考えを発信しているか?
出来上がるホームページ、制作スピード、担当者とのコミュニケーション、完成後の運用体制の違い・・・ひとつとして同じ会社はありません。
ホームページは、基本的に情報を伝えるためのものです。
ホームページを制作する会社が、ホームページで積極的に情報を発信していないというのは考えものです。
制作会社のホームページやブログの文章やビジュアルを見て、ホームページ制作における強みや大切にしていること、スタッフの人柄や会社の雰囲気が伝わってくるか、「表現力」を比較してみてください。
表現力がある制作会社は、多様な視点で情報を伝えるホームページを制作してくれることでしょう。
2.日々勉強や研究を重ねているか?
ホームページ制作を含むIT業界は、とても技術の進歩が早い業界です。
スマートフォンの普及、パソコンモニターの大画面化、インターネット回線の高速化、テレビや携帯ゲーム機を使ってのホームページ閲覧など、ホームページの閲覧環境や利用シーンの変化への対応も必要になります。
また、デザインの流行の移り変わりなどもあります。
こうしたIT業界という環境の中で、もともと持っているスキルだけで時代の変化に合わせた制作をおこなうことは困難なはずです。
制作会社のスタッフが勉強会へ参加することはもちろん、勉強会を開催している制作会社もあります。
このように積極的に新しい技術や知識を取り入れている会社は、時代の流れに合った提案をしてくれる可能性が高くなります。
ホームページのクオリティは?
3.「成功」実績を持っているか?
ほとんどの制作会社のホームページには、制作したホームページの事例集があります。
各制作会社の事例集を比較してみましょう。
比較する内容は、デザインや企業の知名度だけではありません。
ホームページ制作によって目的が達成させられ、成功しているかに注目しましょう。ホームページの目的達成は、立派な品質をはかる尺度です。
具体的な数値データが示されていればなおよいです。
クライアントの承諾も必要なので、このような成功実績を掲載している制作会社はなかなか無いかもしれません。
しかし、制作会社の成功実績は、ビジネス的成功を重視し、クライアントとの関係が良好に保たれている証と言えるでしょう。
4.きちんとした文章が書かれているか?
ホームページの基本は文章です。
つい見た目の綺麗さなどに目が行きがちですが、きちんとした文章が書かれているかどうかも比較してみるとよいでしょう。
「日本語としてあきらかにおかしな文章が書かれている」「複数の意味に受け取れる文章が書かれている」「専門用語ばかり並んでいて意味が伝わってこない」といったことがないか、制作会社のホームページや制作事例を確認してみましょう。
ホームページの効果は?
5.制作会社がホームページで集客しているか?
すでに制作会社をいくつかご存知の方は、その制作会社を知ったのはなぜでしょうか?
・営業電話がかかってきたからでしょうか?
・知人から紹介されたからでしょうか?
・検索結果で上位に表示されたからでしょうか?
ホームページを作るということは、インターネット上にビジネス拠点を築くということです。
検索結果で上位に表示されるということは、ビジネス拠点を一等地に出店させるノウハウがあるということです。
検索結果で上位に表示される会社が必ずしも良い制作会社とは限りませんし、営業電話や知人の紹介が悪いわけではありません。
しかし、検索結果で上位表示される会社は、一定の集客力があると考えられます。比較のポイントのひとつと考えてよいでしょう。
6.指示されたものを作るだけの会社ではないか?
依頼する側は、ホームページのプロではないことがほとんどです。
そして、ホームページを立ち上げたいということは、なんらかの目的があるはずです。
提案らしい提案もほとんどなく、依頼側の指示を待つような制作会社はNGです。
目的を達成するためのホームページ制作・運用を提案してくれる会社を選ぶようにしましょう。
7.運用のサポート体制はできているか?
ホームページは作って終わりではありません。
むしろ、完成してからがスタートと言ってもよいです。
ビジネスは常に変化し続けます。
「新製品の発売」「飲食店でのメニュー変更」「イベントへの出展」「新規事業の立ち上げ」などなど。
当然、ショッピングサイトならば新製品を買えるようにしたり、飲食店のホームページならば新しいメニューを掲載したり、といった更新が不可欠です。
また、長いことホームページが更新されていないと、訪問者に「この会社大丈夫かな?」と思われてしまうこともあります。
ホームページを作ったらサヨナラではなく、「自分たちのやりやすい形での更新方法が用意されているか?」「更新にかかる費用は妥当か?」比較してみましょう。
8.得意分野は何か?
インターネット黎明期と比較すると、ホームページ制作は年々複雑化してきています。
そのため、一口に「ホームページ制作会社」と言っても、各々得意分野は異なります。
・デザインに強い会社
・システム開発が得意な会社
・SEO※がウリの会社 ※検索結果に上位表示するための施策
・CMS※で作る会社 ※ブログのようにホームページを編集できるシステム
・ショッピングサイト中心の会社
・ケータイサイトに強い会社
・特定の業種に強い会社
・顧客に大手企業が多い会社
・キャンペーンサイトで実績がある会社
・サポートが丁寧な会社
・費用対効果の高いサイトを作れる会社
制作会社のホームページのアピール内容や制作実績を見て、どんなことが得意で実績があるのかを比較してみましょう。
希望している内容と制作会社の得意分野がマッチしていると、依頼者が気づかなかった提案をしてもらえるでしょう。
コミュニケーションや気配りは?
9.理解できる言葉で話してくれるか?
制作会社とは、ホームページの制作前から制作後の運用まで長い付き合いになることが多いので、担当者との意思疎通のしやすさは非常に重要です。
担当者と話をするときに専門用語などのわからない言葉を出されると、全体の内容が妥当かどうかを判断するのが難しくなります。つまり、意思疎通ができていない状態になります。
意思疎通ができていないと、話の食い違いや誤解を生んだり、思ってもみないホームページが出来上がってしまったりという、非常に困った事態におちいります。
意思疎通のしやすさを比較するのはなかなか難しいですが、専門家でなくてもわかる言葉でコミュニケーションをしてくれるかどうか、というのがひとつのポイントと言えます。
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