WordPress（ワードプレス）の5つのメリット

WordPress（ワードプレス）を利用する5つのメリット

1.コンテンツの更新が簡単

Webサイトを作る際、必要になるのがHTMLの知識です。しかし、HTMLは覚えるのが大変で、誰もが簡単に使えるというわけにはいきません。そこで現在、素人でも比較的簡単にWebサイトが作れるツールとして人気なのがWordPress（ワードプレス）です。
WordPressのメリットはいくつかありますが、まず挙げられるのが「コンテンツの更新を簡単に行える」ということです。HTMLの知識のない人がホームページの更新を行おうとする場合、以前はプロの業者に頼むなどするしかありませんでした。しかし、2000年代に入って、初心者でも比較的簡単にコンテンツの更新が行えるブログシステムが登場。WordPressは元々、このブログ制作ツールとして開発されているため、HTMLの知識をそれほど持っていないという人でも、ページの追加や更新を簡単に行うことができるようになっています。

2.豊富な機能がある

WordPress（ワードプレス）のメリットとして、「プラグインなどの機能が充実している」ということもあります。
プラグインとは拡張機能のことで、加えることで便利な機能が使えるようになります。例えば、タグやディスクリプション（SEO対策用）の設定が、個別の記事に対して行えるようになるプラグインや、アクセス解析の詳細な設定が可能になるプラグイン、XMLサイトマップ（検索エンジンに対し、ウェブサイト内のURLなどを知らせるファイル）を自動的に生成してくれるプラグインなどがあります。
このプラグインは無料のものだけでも2万以上あり、有料のものを合わせればさらに膨大な数に上ります。この豊富な拡張機能の中から自分の目的に合ったものを使用することで、より便利で使い勝手の良いホームページを制作することが可能になります。
また、プラグインの追加や削除もクリックのみできるため専門的な知識がなくても誰でも簡単に導入することができます。
さらに、WordPressには「テーマ」と呼ばれる機能もあります。これはホームページ全体のデザインや表示機能を簡単に入れ替えられるというものです。これによって、初心者でも比較的簡単にホームページの見た目（ホームページのデザイン）を変更することができます。

3.SEOに強い

どんな種類のホームページであれ、SEO対策はPV数を伸ばすのに欠かせません。WordPressを使うメリットとして、SEO対策機能が比較的充実しているということがあります。しかし、インストールした段階でのWordPressは、そのままではまだSEOに強いとは言えません。その後、さまざまな設定を行うことが必要になります。
例えば、検索エンジンに低品質評価されることを避けるための「noindex,nofollow」の設定や、パーマリンク（各コンテンツのURL）の設定、前述のように検索エンジン用にXMLサイトマップを自動で生成してくれる「Google XML Sitemaps」などのプラグインも、SEO対策には有効です。
また、「Google Analytics」などによるアクセス解析も、SEO対策には欠かせません。その他にも、SNSでコンテンツが拡散されやすくするために、「Jetpack」などのプラグインでSNSと連携できるようにするのも大切になります。
このように、WordPress（ワードプレス）はさまざまな設定や機能の追加により、SEO対策に強いホームページを制作することができます。

4.セキュリティに強い

比較的安全性が高いというのも、WordPress（ワードプレス）のメリットの一つです。WordPressは人が作ったシステムである以上、脆弱性（システムの欠陥）がないとは言いきれません。しかし、多くの人が利用していることなどからその他のCMSで制作されたホームページなどと比較しても比較的早く脆弱性が発見されやすいと言ったメリットがあります。
その為、上場企業のような大手企業はもちろん行政などのホームページでもWordPressは使用されています。
また、「SiteGuard WP Plugin」や「Acunetix WP Security」など、セキュリティ対策のプラグインも豊富にそろっており、適切に導入することで安全性を高めることが可能です。
WordPress本体のアップグレードは、更新ボタンを押すだけで簡単にアップグレードすることができます。さらにテーマやプラグインも本体同様にボタン一つで簡単に更新できるようになっているので、こまめにアップデートするだけで、安全に使用することが可能になります。

5.無料で使える

WordPress（ワードプレス）を使う上で最も大きいメリットの一つが、無料で使えるということでしょう。前述のように、WordPressはもともと、オープンソースのブログ作成システムとして開発されました。オープンソースとは、プログラムを無償で公開し、誰でも改良が加えられるようにしたもののことです。企業が営利目的で開発したシステムと違い、使用に料金が発生しません。
現在WordPressは、CMS（コンテンツ管理システム）としても幅広く使われていますが、無料でこの高性能なシステムを使えることは、かなりのメリットがあります。一方、CMSには企業によるサポートやサーバーが準備されている、有料のものもあります。「Cloud CMO」や「TypePad」といったものですが、導入しやすいというメリットはあるものの、月額料金が数万円に上ります。
無料で使えるWordPressと比較すると、やはりコスト面でのデメリットは大きいでしょう。このように、WordPressは無料で誰でも使用できるという利点があります。

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