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リース契約のホームページは途中で解約することができない

リース契約でのホームページ制作の提案を受けたことがある方も多いかと思いますが、今回はホームページのリース契約で起こりやすいトラブルを中心にご説明していきたいと思います。

リース契約は解約できない。クーリングオフも適用されない

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ホームページのリース契約に限らずリース契約は基本的に解約することができません。どうしても解約したい場合は残りのリース費用を一括で支払わなくてはなりません。

また、クーリングオフは企業間での取引では適用されないためクーリングオフも行うことができません。
つまり一度契約してしまえばリース期間を終えるまではそのホームページを使い続けなければなりません。

途中で使えなくなる可能性がある。

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ホームページは本来リース契約を行うことができません。そのためホームページの制作・修正ソフトとセットにして販売します。しかし途中でその会社が倒産してしまったため、ある日突然管理画面にログインできなくなったり、ホームページが見れなくなってしまったりと問題が起きる可能性があります。

そんな状況になってしまってもリース費用は払い続けなくてはなりません。リース契約はその制作会社と結ぶものではなくリース会社と結ぶものです。
本来であれば数百万円の制作費用を一括で制作会社に支払わなくてはなりませんが、リース会社が間に入ることで、制作会社への支払いをリース会社が貴社にかわって一括で支払ってくれます。そのかわり、リース会社へ毎月の制作費用をリース費用として払う必要があります。
つまりリース契約はリース会社との間に残っているためホームページが使えなくなってもリース費用は支払わなくてはなりません。

リース契約が終了しても費用を払い続けなくてはならない

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正確にはリース契約はリース会社から借り受けていることになります。つまりリースでホームページを作ると言う事はホームページ（正確にはホームページ制作・修正ソフト）をリース会社が所有し期間中はリース会社からレンタルしているということになります。
つまりリース期間が終了したらリース会社へ返さなければなりません。そのまま使い続けたい場合は再リースをする必要があり、リース費用を再度払い続けることでそのホームページを使うことができます。

ドメインやサーバを移行できない場合がある

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通常ホームページを制作する場合はドメイン※とサーバ※を自社で契約する必要があります。
しかしリース系のホームページ制作の多くはドメインとサーバを制作会社からレンタルしている事が多いようです。
そのため、契約終了後にドメインとサーバをそのまま使いたいのであれば、買い取る必要があります。しかも業者によってはかなり高額だという話も聞いています。

中には期間が終了したらドメインやサーバなんていらないという人もいるかもしれませんが、使えなくなるなるのはホームページだけではありません。ドメインやサーバを解約することでメールアドレスも使えなくなります。
そのため、自社でメールを送ることができませんし、お客様がメールを送ってもエラーが発生し受信することができません

※ドメインとはhttp://www.yahoo.co.jp/やhttp://cloudhikaku.jp/のことでホームページを一般に公開する場合には必ず必要となります。サーバとはドメインと同じように公開する際には必ず必要となり、ホームページを構成するデータ（写真やテキストなど）を保存しておく場所のことです。

技術が古くなるだけじゃない

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ホームページは常に新しい技術が開発され、変化の激しい業界です。当時は最先端の技術でも5年も前の技術となるとかなり古くなってしまう場合があります。

とくに最近はスマートフォンの登場でスマートフォン専用サイトが必要になったり、SEO対策の方法も大きくかわり、5年前の対策方法では順位が下がるどころか検索エンジンにペナルティを受けて検索しても一切出てこなくなってしまう場合があります。
またFLASHなども当時は様々なホームページで見受けれれましたが、最近はスマートフォンでは見ることができないため、新しいホームページに使われることはほとんどなくなりました。

つまり5年もの長い期間契約しなければならないリースでのホームページ制作は後半になるとSEO対策は通用しなくなってしまったり、デザインも古臭く感じてしまう可能性があります。

また最近、テレビのニュース番組でも個人情報の漏洩やウェブ改ざんなどの事件がよく取り上げられます。従業員が意図的に行う場合もありますが、中には古いシステムの脆弱性（システムの欠陥）を狙ったものも多く見受けられます。
古いホームページ制作システムをそのまま使い続けるということはこのような事件に発展する可能性も大いにあります。

最後に

リース契約で起こりやすいトラブルを中心にご説明してきましたが、リースでホームページを制作して貰う場合は注意して依頼するようにしてください。

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