リスティング広告代理店を選ぶ11のポイント
WEBサイトを運用していると一度は耳にするリスティング広告の運用代行。
Yahoo!プロモーション広告やGoogleAdWordsなどのリスティング広告を使った事のある方もいるかと思いますが、機能や操作方法は年々複雑になってきており、深い理解と熟練されたノウハウが必要になってきています。
そのためリスティング広告の運用を代理店に任せる企業も増えてきています。
しかし、成功するかどうかは代理店の力量に大きく左右されることが多いため、代理店選びを間違えると競合他社にユーザーをとられてしまうばかりか、費用ばかりかかり大きなリターンを得ることができません。
ここではリスティング広告の運用代行を行ってくれる代理店選びの11のポイントをご紹介します。
Yahoo!・Googleの認定を受けているか?
リスティング広告の運用代行を行う企業には、Yahoo!・Googleの認定を受けた正規代理店と、認定を受けていない運用代行企業の2つがあります。
認定を受けている代理店とは、Yahoo!やGoogleから一定の知識基準を満たしていると言うことになります。特にYahoo!プロモーション広告の正規代理店は5段階で評価され、星の数が多いほど高い知識を持っていることを表しています。
ただし、気をつけなればならないのが認定やパートナーになっているからと言って必ずしも成功させてくれる訳ではありません。冒頭でもご説明した通り、リスティング広告は代理店の力量に大きく左右されます。認定を受けていない企業でも成功させるためのノウハウを持っている企業は多くいます。
Yahoo!・Googleの認定を受けているか?はあくまでも1つのチェックポイントとして考えてください。
営業担当ではなく運用担当者で選ぶ
何度も繰り返すようですが、リスティング広告の運用は代理店の力量に大きく左右されます。正確には運用を担当する担当者の力量に大きく左右されます。
リスティング広告の運用を貴社に代わって行うのは、企業でも営業担当でもありません。運用してくれるのは運用担当者です。つまり、どんなに優秀な営業マンや優秀な運用者いる企業でも、新人や知識のない担当者が担当では成功する可能性は下がってしまいます。
代理店を選ぶ際は、貴社を担当する運用担当者の実績や経験を聞くようにしましょう。さらには運用担当者と必ず会う機会も作ってもらってください。運用担当者に直接会い、任せられるかどうかチェックしましょう。
実績をチェック
リスティング広告はユーザーが入力するキーワードに応じて広告を表示する広告です。そのためリスティング広告の運用ノウハウ以外に、業界に関する深い理解が必要になります。
どの業界も専門用語や独特の言い回しなど独特の文化があります。
その知識のない方がどんなに成功させようとしても、うまくいくはずはありません。
例えば、オフィスにあるコピー機ですが、呼び方はコピー機以外にも「複合機」や「複写機」などと呼ばれる場合もあります。
もし担当者が「コピー機」と言う言葉しか知らなければ「複合機」や「複写機」で検索している方に貴社の広告を表示させる事はできません。
しかし御社と同じ業界の実績のある担当者が対応してくれれば、このような事が起きる可能性は低くなります。代理店を選ぶ際は、同じような業界の実績があるかなどもチェックしてみてください。
ランディングページ(LP)の制作も行っているか?
リスティング広告の運用を成功させる要素の1つにランディングページ(LPなどとも呼ばれています)があります。ランディングページとは広告をクリックした際に表示されるページのことで、実際のWEBサイトとは別に1ページだけの縦に長いWEBサイトを作る場合もあります。
リスティング広告はクリックしてWEBサイトに誘導できたら成功ではありません。そこから商品購入や資料請求を受けてはじめて成功と言えます。
つまり、広告だけなくその先のランディングページも成功を左右する大きな要素になります。
代理店がランディングページのノウハウも持っているかどうかも必ずチェックしてください。
リスティング広告代理店のWEBサイトで情報を発信しているか?
リスティング広告の運用を行っている企業の多くが、自社サイトで運用ノウハウや最新情報を公開しています。必ずしも情報を発信しているから優秀な運用担当者がいるわけではありませんが、情報を公開し多くのユーザーから高い評価を受けているようであれば、ある程度信用できる企業と判断しても良いかもしれません。
契約期間をチェック
契約期間はリスティング広告を選ぶ重要な要素の1つです。多くの代理店が半年から1年程度の契約期間を提示してくれるかと思いますが、できるだけ契約期間は短くしてもらいましょう。
もし代理店選びに失敗した場合でも少ない損失で終えることが出来るからです。
「ある程度成果ができるまで時間がかかる」と言ってくる営業もいるかと思います。確かに試行錯誤を繰り返しながら改善を施し費用対効果を良くしていくのがリスティング広告運用の基本的なやり方になります。そのため、ある程度の期間が必要になってきます。そんな時は、初回の契約期間を長めに、その後の継続は短期間で更新してもらうなど出来る限り短くしてもらいいつでも解約できる体制を作っておきましょう。
最低広告予算に無理がないか
リスティング広告の代理店へ依頼すると、最低広告予算が設定されます。最低広告予算とは、広告費として毎月最低限使わなければならない金額のことです。
事業を営んでいると良い時もあれば悪い時もあります。毎月同じ広告予算を組めない場合もあります。しかし、最低広告予算がありますので、最低限の広告費を使わなければなりません。
できるだけ最低広告予算は低く設定してもらいましょう。
代行内容をチェック
リスティング広告の代理店と言っても代行してもらう内容は様々です。
リスティング広告の運用に関するアドバイスだけを行う会社もあれば、広告の設定までも行ってくる代理店、さらには広告の運用以外にランディングページの作成・変更まで行ってくれる会社もあります。
はじめてリスティング広告を利用する場合は、最低でも広告に関する業務は全て、できればランディングページの作成や変更まで行ってくれる会社を選ぶようにしてください。
運用状況の報告内容と頻度をチェック
リスティング広告は設定して終わりの広告ではありません。広告の変更をはじめ、新しいキーワードの設定、除外キーワードの追加、広告のA/Bテストなど常により良い設定へと変更していく必要があります。
その設定を行うために、基となるデータは現状の広告状況です。
その結果を最低でも月に1度は報告してくれる会社を選びましょう。
どのような意図でキーワードや広告を設定し、どのような結果になったのか、さらにはその結果から今後どうしていくのかを分かりやすく報告してくれる会社に依頼しましょう。
スタッフの人数
冒頭でも説明した通り、リスティング広告の運用には膨大な作業が発生します。またリスティング広告の効果を最大限に活かすには細かい設定が必要です。しかし代理店の中には少人数で事業を営んでいる会社もありますが、その場合、作業を軽減するために細かい設定をしてくれない可能性があります。
依頼する前には必ず運用スタッフの数を聞くようにしてください。
間違えやすい選び方
これまで、リスティング広告の代理店を選ぶポイントをご紹介してきましたが、ここでは、間違った選び方についてご説明します。
代行手数料の安い会社へ依頼する
代行手数料はだれもが安い方がいいと思うはずです。しかしあまりにも安い会社を選ぶと失敗する可能性が高くなります。
代行手数料が安いと人員が少なく、日々のチェックが疎かになり、無駄なクリックなどが発生していても気がつくのが遅れるなどの可能性が高くなりがちです。
他にも細かい設定を行ってくれなかったり、細かい設定はしてくれるが対応が遅かったりと機械損失にもなりかねません。
もちろん安いからと言って必ず失敗する、対応が良くないという訳ではありません。しかし、あまりにも相場からかけ離れた代行手数料の代理店には注意しましょう。
任せっきりは失敗のもとです
「認定を受けた代理店だから任せていて大丈夫だろう」と思っている方は危険です。
確かに認定を受けた代理店であればリスティング広告に関して深い知識があるはずです。しかし上記の「実績をチェック」でもご説明した通り貴社の業界については、貴社の方が圧倒的に深い知識を持っています。
リスティング広告を依頼する場合は、任せっきりにせずに、細かく運用状況をチェックしたり、できるだけ口を出してより良い運用を共同で行っていくようにしましょう。
まとめ
代理店を選ぶ際は、最低数社の代理店を上記の内容で比較して、最も信頼できる会社へ依頼するようにしましょう。
PR:比較jpはリスティング広告に関する一括見積もりの比較サイトです
比較jpはたった一度の入力で複数の代行会社へ一括で見積もり依頼が行える比較サイトです。届いた提案書や代行手数料などを比較することで、貴社の条件に合った最適な代行会社をお探しいただけます。
もちろん一括見積もり依頼は無料でご利用いただけます。
詳しくは「リスティング広告運用代行会社を比較」のページにてご確認いただけます。
リスティング広告に関するコラム
リスティング広告運用代行会社を比較できるビジネスマッチングサイト
比較jpは SEO対策、リスティング広告、WEBコンサルティング、WEBプロモーション・ネット広告、ソーシャルメディアマーケティング、決済代行、ネット誹謗中傷・風評被害対策、DM発送代行、FAXDM、ポスティング、企業リスト販売、メール・メルマガ配信システム、自費出版、看板・横断幕・懸垂幕、デジタルサイネージ(電子看板)、ノベルティ・販促品、広告代理店 など様々な分野について一括見積もりや資料請求依頼が無料で行えます。