効果の上がるポスティング会社を選ぶ6つのポイント

効果の上がるポスティング会社を選ぶ際の6つのポイント

商売をする上で大切なことのひとつに、宣伝広告があります。テレビ、インターネット、ラジオ、色々な広告媒体がありますが、お手軽で実際手に取って隅々まで見てもらえるチラシも大きな効果があります。また、比較的地域に密着した宣伝が容易なのもチラシならではメリットです。しかし、チラシができあがっても自分で配るのはなかなか簡単なことではありません。
そんな時は、信頼できるポスティング会社にポスティングを依頼することで、たくさんのお客様に宣伝することが可能です。
今回は効果が上がるポスティング会社の選び方、比較のポイントを紹介します。

配達員の管理がしっかりできているか？

ポスティングは地道な仕事です。たくさんのチラシを持って、徒歩や自転車、バイク等を使って一枚ずつ配って回ります。暑い日も、寒い日も重いチラシを持って配り続けます。
これはかなりの重労働です。スタッフ一人一人の働きが非常に大切になってきます。
ポスティング会社によっては、チーム体制でチラシを配布し、1人を班長として見張り役にし、抜き打ちチェックを行ったり、GPSで配達員の移動経路を把握したり、別々のエリア担当の配達員同士がお互いをチェックしたりするなどの対策を行っています。
ポスティングは比較的大変な仕事であることは間違いありません。しかし依頼する方としては、しっかり配ってくれるかが最大のポイント。ポスティング会社の配達員の管理体制をまずチェックしましょう。

クレーム対処の体制が整っているか？

ポスティングは他の宣伝媒体と比較すると高額になりすぎない、配布して素早く効果が上がる、地域に密着した宣伝ができるなど多くのメリットがありますが、デメリットとしてクレームも多い特徴があります。
そのほとんどは、もちろん「ウチにはチラシを入れるな」というもの。
そういうお宅の郵便受けには、大抵「チラシお断り」などの表示があるものですが、配達員によっては入れてしまったり、集合住宅であれば建物丸ごと「ポスティングはお断りします」としているところもあります。人によっては、「すぐに回収にこい！来ないと訴える！」なんてクレームをつけてくる場合もあります。
せっかく地域の皆さんにお店に来てもらうことを期待しているのに、嫌われてしまうのは逆効果です。

ポスティング禁止になっているお宅やマンションの情報をちゃんと持っているか？また、ポスティング禁止世帯を配達員へ徹底的に周知させているか？などクレームを減らすための教育がされているかもチェックしましょう。

また、万一クレームが発生した時、ポスティング会社の方で対応してくれるかどうかもポイントです。
配ったチラシは依頼者のものだからあとは知りません、というスタンスのポスティング会社があるのも事実ですが、配った後のクレーム対応もしっかり業務として行ってくれる会社もあります。

地域のデータを持っているか？

さて、実際にポスティングをしてもらうにしても、商品のターゲットとなる層はどの辺りに住んでいるのでしょう？新商品やイベントに比較的敏感な層が住んでいるのではどの辺りでしょうか？

ポスティング会社によっては、こういった情報を十分に持っているところもあります。
家族世帯が多い住宅街、若者、学生が多いアパートやマンション、お年寄りが多い団地など、チラシのポスティング場所によってはリアクションが大きく違ってきます。
また、配る時間帯も重要です。同じ世帯、地域でも午前中、昼下がり、夕方のポスティングは最初にチラシを目にする人が異なってきます。
せっかくなら、同じ枚数を配るにしても反応がいい方がいいですよね。
地域の情報を十分持って、依頼者にどこにいつポスティングをするのが最も効果的かアドバイスをくれるポスティング会社を比較検討することも重要なポイントです。

費用が安すぎないか？

何社か比較していくと、おそらく費用が安いことを売りにしている会社を見つけるでしょう。しかし、注意も必要です。
安いからといっていいものではありません。安いのには理由があります。
何度も言いますが、ポスティングは比較的重労働です。配達員の管理をしっかり行い、地域の情報も集めつつ宣伝効果を上げるポスティングを行うには、それなりの費用がかかります。

安いポスティング会社は、配達員にチラシを枚数だけ渡して、後は丸投げ・・・
しっかり配っているかどうかも確認せず、データの収集もいい加減でポスティング禁止のリストも作らずに、ところかまわず配ればいい、と言った会社もあります。
また、ポスティング会社側から見たポスティングの効率で言うと、坂道の一戸建てが多い住宅街より、マンションや団地などの集合住宅が圧倒的にチラシを配ることができます。
大きなマンションの1階の集合郵便受けにどんどんチラシを突っ込んでいけば、あっという間に100～200枚くらいさばけてしまうため、集合住宅ばかりに集中しチラシをさばいてしまう会社もあります。
もちろんマンションやアパートの住民の方が広告のターゲットであれば効果は高いと思われますが、短期間で何度もポスティングしたり、ポスティング禁止の建物に何度も投函してしまったりしたら逆効果にもなりかねません。

費用が安いのには何かの理由があります。
ちゃんとしたコスト管理で安く引き受けられる体制を作っているところもありますが、それは会社の対応ですぐに分かるかと思います。安いけれどしっかり話を聞いてくれない、連絡がつかない、態度が悪い、などは要注意ポイントです。

電話対応は良いか？

当たり前のことですが、電話対応がしっかりしている会社は安心して任せることができます。そしてそれは、クレームが来た時の対応にも繋がります。

依頼者のチラシを配達員がポスティング禁止のお宅に入れて、クレームが来てしまった・・・
そんな時にポスティング会社に振って、そちらの対応が悪かったらどうでしょう？
依頼者のところのチラシがきっかけでクレームを入れてきた人にポスティング会社がいい加減な対応をしたら、火に油を注ぐようなものです。場合によっては依頼者の信用も落ちてしまいます。

また、頼む方も実際のポスティングの実態を見られる訳ではありません。
窓口である電話対応で安心感を与えてくれる会社であれば、安心して自分のお店のチラシを預けることができるでしょう。