ポスティングを激安・格安にする7つの方法

激安・格安でポスティングをする7つの方法

1.発注はまとまった枚数で

ポスティング会社にチラシの配布を依頼する際、一度にまとまった枚数を発注した方が、より格安・激安にできる確率が高くなります。
大抵の場合、ポスティングの単価は、注文1回ごとのチラシ枚数によって若干の差が生じてきます。少ない枚数より、発注数が多いほど、比較的単価が下がる傾向があります。つまり、少量の発注を一定期間続けるより、全て1度に発注してしまった方が、格安・激安にチラシを配布できる可能性があるわけです。

2.配布地域の価格設定を調べる

ポスティングの料金は、配布する地域によっても違いがあります。例えば、東京は都心部になるほど単価が上がる傾向があります。
ポスティングを格安・激安で行うには、こうした地域による料金の差にも注意する必要があります。地域ごとの値段設定は、各会社で異なるので、あらかじめ調べておいた方がよいでしょう。また、比較的配布効率の良くない山間部や、住宅が点在しているような地域は、単価が割高になる場合もあります。

3.配布地域を広くとる

比較的広範囲の商圏を持っている場合、配布地域を広くとることで、ポスティングを格安・激安にできる可能性があります。
町丁の指定をせず、市区単位など範囲を比較的広く取り、その中で自由に配布可能とすることで、「併配」の確率が高まります。併配とは、自社のちらしだけでなく、他社のちらしやフリーペーパーなどと同時に配布することを言います。反対に、一種類のチラシを単独で配布することを「単配」と言いますが、単配に比べ、併配の方が一般的に価格を安く抑えられます。単配は作業の手間や人件費がかかりやすいのに対し、併配は他の配布物と同時に配ることで、コストを抑えられるためです。
また、「エリアフリーポスティング」というものもあります。これは、その業者が対応可能なエリア内のどこでも、もしくは、複数の市内に絞って配布するという形のものです。配布地域を指定しないか、できるだけ広範囲にすることで、コストを可能な限り抑え、格安・激安にポスティングすることが可能になります。

4.配布期間を長期にする

ポスティングは、短期間で集中して行うより、長期間で行う方が、単価が安くなる傾向があります。ですので、格安・激安でちらしを配布するなら、配布期間を長期に設定した方がよいでしょう。
短期間で決められた枚数のちらしを配布する場合、人件費などのコストが比較的高くなってしまいがちです。しかし、期間を長期に設定することで、コストを抑えることができます。一週間の期間限定キャンペーンの宣伝であれば、期間内に配るよりも、余裕をもって数週間前から配布を開始した方が、格安・激安にできる確率は高まるでしょう。

5.チラシのサイズを小さく抑える

チラシのサイズによっても、ポスティングのコストは変わってきます。一般的に、チラシのサイズが大きいほど値段は高くなり、小さいほど低くなります。Ｂ5サイズ（182㎜×257㎜）のチラシとＢ4（257㎜×364㎜）サイズのチラシでは、Ｂ4サイズの方が料金は高くなります。
料金は場合によりますが、それぞれ1万枚ずつ配布したとすると、金額にはかなりの差が生じることもあります。
また、一般住宅のポストに入るチラシのサイズは、Ｂ5サイズが限界です。Ｂ4サイズになると、2つ折りにしなければ入れられません。この場合、機械による折り代がかかってしまうこともあり、そうなるとさらにコストがかかってしまいます。
このように、ポスティングを格安・激安に行いたい場合は、チラシのサイズにも注意した方がよいでしょう。

6.効率よく配布する

費用対効果を考えた配布を行うことも、ポスティングを格安・激安にするために必要です。狙いとする層とは関係ない場所にチラシを配布しても、思ったような宣伝の効果は得られません。ターゲットとなる層に確実にチラシを配布することによって、高い宣伝効果を得ることが可能になり、相対的なコストが抑えられます。
例えば、リフォーム会社や土地の買い取り業者といった会社のチラシを配る場合、賃貸マンションや集合住宅に配布しても、ほとんど意味がありません。主なターゲットとである一戸建ての持ち家に配布することで、コストのムダを省き、費用対効果を上げることができます。
こうした点も、格安・激安のポスティングを行うためには欠かせないポイントです。

7.GISポスティングを活用する

上記のポイントと関連して、「ＧＩＳポスティング」を活用することも、格安・激安のポスティングをする際には有効です。
「ＧＩＳ」とは、地理情報システム（Geographic Information System）の略称で、国勢調査の情報に基づいた、地域ごとの人口、男女比、年齢層や世帯数、また、建物構造など各種データを割り出すことで、ターゲット層への効率的な配布を行うという方法です。
店舗を中心とした半径数kmに、無作為にチラシを配るといった従来の方法と比較して、より細かく、ターゲットを絞った配布が可能になります。費用対効果を上げるという点では、非常にメリットの大きい方法と言えます。