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ヨーロッパの印刷の歴史について(印刷の歴史)

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ヨーロッパの印刷の歴史

印刷の歴史は中国から始まりましたが、ヨーロッパでは、ドイツの金属加工職人、グーテンベルクの活版印刷の発明から印刷の歴史は始まったとされています。
実際は、グーテンベルクの記録はほとんど残されておらず、真実のほどは定かではありませんが、1445年までに活版印刷を考案したという説は有力になっています。
金属活字による印刷技術を発明したことは重要で、それにより、ルネサンスや宗教改革、啓蒙時代など、ヨーロッパの歴史に大きな影響を与えました。
ここでは、グーテンベルクから始まった、ヨーロッパの印刷の歴史をたどっていきます。

ヨーロッパで発明された活版印刷技術

1439年頃にヨーロッパで初めて活字による印刷が行われ、活字を量産する方法を考案したり、油性インクを使用したりと、印刷技術は発展していきました。グーテンベルクの活字生産は、活字合金の発明とパンチ法と呼ばれる鋳造技法です。それまでは、手書きでの「書き写し」か木版印刷しかなかった印刷を、活版印刷の発明によって、ヨーロッパでの本の生産に大きな変革を起こしました。
活字はもっと古くから中国で発明されていたにも関わらず、印刷自体はヨーロッパの方が先に広まったのは、漢字が膨大な数なのに対し、アルファベットは文字数が少ないためとされています。文字数が少ないので、活字を非常に扱いやすく、活版印刷技術は急速にヨーロッパ各地に広まり、そこから世界中に普及することになしました。

ヨーロッパの最初の活版印刷は聖書

ヨーロッパの初の活版印刷書は、聖書です。1455年には、初めての聖書、『グーテンベルク聖書』が印刷されました。
当時の印刷物は半分以上が宗教書で、これによって、ルターの宗教改革などが進められていったのです。
グーテンベルクは、鉛と錫、アンチモンを混ぜた合金を使い、金属活字を作りました。
鉛、錫、アンチモンは低温で溶解するため鋳造がしやすいメリットがあります。鋳型は、真鍮を使用したものにして、精度の高い活字になるように工夫されました。

印刷機の考案と製紙工場の設立

印刷機の考案も、本の大量複製を可能にしました。
印刷機はオリーブ油の絞り機などからヒントを得て作られ、ネジ方式で上から押圧する平圧式の凸版印刷機で、構造は基本的なものでした。最初は木製の印刷機でしたが、18世紀に入ると、円圧式、輪転式の印刷機が開発されます。

15世紀には、中国から紙の抄造法が伝わり、ドイツにも本格的な製紙工場が設立されました。印刷に使える紙は入手しやすくなり、絵画用の油絵の具が開発されたことから、油性の印刷インキが作られ、活字印刷が普及する環境は整っていました。
それだからこそ、活版印刷の技術は広がりやすく、グーテンベルクの発明がヒットしたとも考えられるでしょう。
活版印刷術は羅針盤、火薬とともに、ルネッサンス期の三大発明といわれています。
それほど画期的な発明だったのです。

木版印刷の衰退

グーテンベルクの活版印刷の発明により、ヨーロッパの木版印刷はあっという間に衰退してしまいました。それと同時に、銅版印刷が生まれました。銅版に彫刻刀で凹線を彫って、そこにインキを埋めて紙に転写する、いわゆる凹版印刷、エングレービング技法が主流でしたが、17世紀にはエッチング技法(点描したところに塩酸や硝酸で腐食する方法)、メゾチント技法(グラデーション)が開発されて発展したものの、18世紀末の石版印刷後は、衰退していきました。

リトグラフの発明

18世紀末、ボヘミアのアロイス・ゼネフェルダーが石版印刷、別名リトグラフ技術が発明されました。
リトグラフとは、版画の一種で、線の太さ細さを、きめ細かくそのまま印刷できる利点があります。そして、多色刷りをすることで、色合いや艶も変化していく特徴があります。
このリトグラフがもとになり、ゼネフェルダーは、石灰石の上にクレヨンで絵を描き、弱酸性溶液を塗ることで化学変化を起こして作る、平版印刷を発明しました。
木版は凸版、銅版は凹版ですが、石灰石は平版で、画期的でした。
石版は、彫る作業がいらないので、非常に楽なのですが、石灰石が重くて、値段も高いため、入手しにくいという欠点がありました。しかしながら、絵画が盛んだったフランスを中心に、リトグラフは発展していったのです。
19世紀の中頃には、版の材質が、石版から亜鉛版、アルミニウム版へと変化し、印刷の方式は現在一般的に使われているオフセット印刷へと移行していくことになります。

オフセット印刷

1904年、アメリカのルーベルによって、オフセット印刷ができました。
オフセット印刷とは、版と紙が直接触れないのが特徴。
版につけられたインキを、まず、中間転写体に転写します。その後に、紙などに印刷するものをオフセット印刷というのです。オフセット印刷の利点は、美しく印刷できる事です。特にグラデーションの表現は美しく、イラストなどの表現力はオフセット印刷が最もよいとされています。

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