印刷会社と印刷通販の5つの違い
近年増えつつある印刷通販ですが、ある企業はTVCMを始めたりと最近になって特に活発になってきました。
昔から地元の印刷会社にお願いしている場合、印刷通販は仕上がりや対応、金額が不透明なため敬遠してしまうという人もいるのではないでしょうか。便利だと聞くが、失敗が恐くて試していないという声もよく聞きます。
どちらにした方が良いというわけではありませんが、いくつかのポイントからそれぞれの特色をご紹介したいと思います。
金額
金額は印刷通販の登場によって大きく引き下げられました。
印刷会社よりもおよそ3割ほど安くなっているところが多いようです。
しかし、印刷会社は昔からの付き合いで通常よりも安くなっている、大量枚数のため値引きされているなど柔軟に対応してくれるところもあります。
営業
印刷通販には直接商談に来てくれる営業スタッフがいません。
電話対応はしてくれるところもありますが、基本はwebを通じたコンタクトで条件の選択や入稿作業も自分自身で行わなければいけません。さらに、営業スタッフを挟まない分、綿密な打ち合わせなどを行うことはできません。
印刷会社は営業スタッフがいるので、地元であれば直接訪問してくれる人がいます。
相談をすれば詳しい提案もしてくれるでしょう。入稿作業などを任せられるので安心感があります。
入稿方法
印刷通販は最終のデータをメールまたはweb上の入稿システム、メディア送付での入稿となります。
受付時間は限られている場合がありますが、基本的に24時間入稿することができます。
印刷会社は、デザインも発注している場合、入稿の必要はありません。
印刷だけお願いするときはメール、メディア送付、または直接データを取りにきてくれることもあります。また入稿したデータに不備があった場合でも知らせてくれる印刷会社も多くあります。
注文方法
印刷通販はweb上で紙の種類・質や枚数などを選択して注文を進めます。
コート紙など紙の種類や厚さなどの選択は初めての人はよく分からないと思いますが、今は資料として現物の紙を提供してくれたりするところもあります。
印刷会社は営業スタッフの提案によって注文概要を伝えていき、詳細を決めていきます。
支払日は印刷通販は注文時になりますが、印刷会社の場合は納品後になることがほとんどです。ただし初回の場合などは注文時に支払いを求められるケースもあります。
見積りに関しては、印刷通販はweb上ですべて確認することになります。
特殊な発注の場合はメールまたは電話で問い合わせて直接メールなどで見積りを受け取ることになります。
印刷会社の見積りは口頭、FAX、メールなど営業スタッフによって様々です。
最初に都合の良い方法を伝えておけば、そのように対応してくれるでしょう。
納品
印刷通販はどこも郵送での納品になるため、+1~2営業日を考えておかなければいけません。
印刷会社は地元であれば即日訪問によって納品してもらえる場合もあります。
また、印刷通販は納期の選択によって金額が異なるシステムをとっているところが多いです。
余裕を持って納期を長く設定すれば印刷の料金も安くなります。
印刷会社はそういった納期での料金差を設けているとこはあまりありません。
最後に
気になるところは印刷の質だと思いますが、それはどちらも差異はないと考えて問題ありません。
もちろん印刷会社によって質の違いはありますが、印刷通販にも上質なところはあるし、地元の印刷会社でも質の良くないところは在り得るということです。最近では印刷通販も数が増えてきているので会社によって様々です。
それぞれに特徴がありますので、どちらも試してみて、自分に合った方を選ぶのが良いかもしれません。
PR:比較jpは印刷に関する一括見積もりの比較サイトです
比較jpは印刷内容、印刷枚数、希望納期などをご入力いただくだけで複数の印刷会社へ一括で見積もり依頼が行えます。
届いた見積もりや提案を比較することで貴社の条件を満たす印刷会社を比較しながら探すことが可能です。
もちろん一括見積もりは何度ご利用いただいても無料です。
詳しくは「印刷会社を比較」のページにてご確認いただけます。