YouTube動画広告を活用する13のメリット

YouTube動画広告を活用する主な13のメリット

1.宣伝費を抑えられる

YouTubeは現在、最も多くのユーザーが利用する動画サイトとして知られています。YouTubeに動画広告を出すことにはいろいろなメリットがありますが、まず挙げられるのが、「広告宣伝費を抑えられる」ということです。
YouTubeの動画広告には、いくつかタイプがあります。その中の一つが「TrueViewインストリーム広告」ですが、これは動画が始まる前に自動的に再生される広告で、冒頭の5秒間はスキップできません。5秒を過ぎると、スキップするかどうかをユーザーが選べるようになります。スキップされれば広告料は課金されませんが、30秒以上見られるか、リンクをクリックされれば、料金が課されるという仕組みです。
このシステムは、料金が発生する状況が限られるため、TVCMなどと比較して広告費を抑えやすいというメリットがあります。

2.ターゲット層に的確にアピールできる

YouTubeの動画広告の機能に、「セグメント機能」というものがあります。これは、年齢や性別、住んでいる地域、曜日・時間帯、映像のジャンルや再生回数などの条件を組み合わせて設定しておくと、登録されているアカウントの記録をなど元に、広告を見せたい層に向けた配信が可能になるというものです。こうしたターゲットを絞った効率的なPRができるのも、YouTube広告のメリットです。

3.自社サイトへの誘導が容易

YouTubeの動画広告の場合、動画内に自社サイトへのリンクを設置することが可能です。リンクを設置することで、興味を持ったユーザーをすぐに自社サイトへ誘導することができます。TVCMなどと違い、ユーザーはクッションを置かずに行動を起こすことができるため、自社サイトへの誘導率が比較的高まりやすいでしょう。こうしたことも、YouTube動画広告のメリットの一つと言えます。

4.数秒でも確実に見てもらえる

前述のように、TrueViewインストリームは、出だしの5秒間はスキップできません。5秒後にはスキップされる可能性が高くなりますが（スキップできない設定も可能）、逆に言えば、5秒間は必ず見てもらえるということになります。
最近は、5秒間だけのYouTube動画広告も増えてきました。こうした短い広告でも、ユーザーの印象に残り、確実なPR効果をもたらすことは可能です。チャンネルを変えるなどされやすいTVCMと比較すると、YouTube動画広告は、5秒間でも確実に目に触れられるというメリットがあります。

5.ターゲットを囲い込める

Googleの提供する「Google AdWords（グーグル　アドワーズ）」という広告システムがありますが、このGoogle AdWordsとYouTube動画広告を連携させることで、効率的な「動画リマーケティング」が可能になります。動画リマーケティングとは、動画広告を見たり、自社サイトを訪れたことのあるユーザーに向け、再度アプローチするマーケティング手法です。
動画を見た人に別のバナー広告を見せたり、テキストで自社サイトへ誘導することができ、狙ったターゲットを囲いこめるというメリットがあります。

6.膨大な視聴者数

前述のように、YouTubeは現在、動画サイトとして圧倒的な数の視聴者数を誇っています。その規模は、ほとんど全世界に及ぶといってもよいでしょう。日本で上げられた動画が、アメリカやヨーロッパ、アジア各国で見られるということも珍しくありません。YouTube動画広告は、全世界のユーザーに向けて商品や自社のアピールができるというメリットがあります。

7.TV以上の広告効果

Googleが近年発表したレポートによると、YouTube動画広告には、TVCMと比較して80%以上の広告効果があり、「現状の6倍の予算をYouTube広告に割くべきだ」とGoogleのBrittin氏は結論付けています。もちろん、このレポートをそのまま信じるわけにはいきませんが、特に若年層のTV離れが世界的に広がる中、YouTubeの広告効果が相対的に高まっているのは間違いありません。

8.TVCMとTrueViewインストリーム広告の相乗効果

大手広告代理店の報告によると、「TVCMとTrueViewインストリーム広告を組み合わせることで、よりターゲットの興味をひくことができる」とされています。TVCMのみのPRに比べ、ちょっとした空いた時間でも見ることができるYouTube動画広告と組み合わせることで、より宣伝効果が高まると言えます。

9.印象に残りやすい

YouTube動画広告のメリットとして、「ユーザーの印象に残りやすい」ということもあります。お気に入りの動画は、つい何回でも見てしまうものです。その分、同じ動画広告を繰り返して目にすることにもなるため、より記憶に残る確率が高まります。

10.ユーザーの購買意欲を刺激しやすい

YouTube動画広告は、バナー広告や検索連動型広告に比べ、商品の購買行動につながりやすいという報告があります。動画広告を見ていない人に比べ、動画広告視聴者の商品購入率は1.68倍高いという調査結果もあり、この点からも、YouTube動画広告がユーザーの購買意欲を刺激しやすいということが見て取れます。

11.視聴の機会が多い

現在は、スマートフォンやタブレット端末が普及していることもあり、パソコンに限らず、YouTube動画広告を目にする機会が格段に増えました。視聴機会の多さは、商品の購入率アップや自社PRにつながりますから、こういったことからもYouTube動画広告はメリットがあると言えます。

12.ユーザーの傾向が分析できる

前述のように、YouTubeのTrueViewインストリーム広告は、Google Adwordsと連携が可能です。Google Adwordsには、「ユーザー層分析」という機能があり、YouTube動画広告を見たユーザーの傾向を、細かく分析することができます。例えば、属性や地域、興味・関心などを調べ、広告のターゲティング方法などを決める材料にすることができます。

13.インパクトが強い

YouTube動画広告のメリットとして、「インパクトが強く、記憶に残りやすい」ということもあります。バナー広告や、テキストのみの広告と比較すると、動画は情報量が格段に多いのが特徴です。わずか数秒の動画でも、ユーザーに多くの情報と、強いインパクトを与えることができ、商品や会社を強力にアピールすることができます。