赤ちゃんのミルクに最適なウォーターサーバーのチェックポイント

赤ちゃんのミルクに最適なウォーターサーバーのチェックポイント

赤ちゃんのミルクに最適なウォーターサーバーのチェックポイント



赤ちゃんの誕生はご夫婦にとって一大イベント。これからの数年は赤ちゃん中心の生活になります。ご夫婦でなさるさまざまな準備にぜひ取り入れていただきたいのがウォーターサーバーです。赤ちゃんにとっても、ご夫婦にとっても、とても便利なアイテムです。ぜひ、プレママ、プレパパの間にご準備なさることをおすすめします。
新生児の期間、赤ちゃんには頻繁にミルクを与えなければなりません。おおよその目安は3時間おき。つまり一日8回程度の授乳が必要になります。朝も昼も関係なく、ミルクの準備に追われるのが新生児の期間です。80℃前後のお湯で粉ミルクを溶かし、赤ちゃんが飲んでも大丈夫な温度まで下げなければなりません。さらには哺乳瓶の煮沸消毒もその都度行わなければなりません。この一連の作業をこなすだけでも、新米ママ、新米パパは大変です。そんなときにウォーターサーバーがあればどうでしょうか。いつでも瞬時に調乳することができます。

1.ウォーターサーバーの水ってどんな水?

ウォーターサーバーの水は大きく分けて2種類あります。天然水とRO水です。さらに天然水(ミネラルウォーター)は二つに分けることができ、そのひとつが硬水という言われる種類の水になります。硬水はミネラル分が豊富に含まれおり、私たちの食生活で不足しがちなミネラル分を摂取することが可能です。しかし赤ちゃんに与える場合には少し注意が必要です。赤ちゃんは胃腸の機能が発達していません。そのためミネラルを消化する力があまりなく、硬水を与えてしまうと腹痛や下痢を起こす恐れもあります。また、粉ミルクにもミネラル分が含まれていますので過剰に与えてしまうことにもなります。
一方で、天然水のもう1つが軟水になります。これは硬水と比較してミネラル分が少ないミネラルウォーターで、調乳にも適しているといえます。しかし、メーカーや取水地によってミネラル分量が異なりますので、やはり注意が必要です。
ではもっとも調乳に適した水はないのでしょうか。それがRO水です。RO水はRO膜という超微細孔なフィルターで水を濾過し、塩素やカルキはもちろんのこと、細菌、ウィルス、ダイオキシン、ヒ素、ホルムアルデヒド、水銀、鉛、ミネラル分までも除去された水になります。つまり限りなく純水に近い水といえます。
赤ちゃんのためにウォーターサーバーを選ぶ際はRO水の物、または天然水でも軟水の物の中で比較・検討することをおすすめ致します。

2.便利な温度設定

いくらきれいな水でも温度設定に手間がかかるのは嫌だと思われる方もいらっしゃるでしょう。よく見かけるのが冷水と温水の温度が固定されている物になります。冷水が5℃から12℃程度、温水が85℃から90℃程度に設定されているのが多くみられます。しかし、現在販売されているウォーターサーバーの中には便利な温度設定機能がついたものがあります。そのため冷水、温水ともに任意の温度に設定することが可能です。赤ちゃんのミルクには80℃前後のお湯が必要となりますので、細かく温度設定できるウォーターサーバーの中で比較されることをおすすめします。

3.チャイルドロック

いつも赤ちゃんのミルクに最適な温度の水がすぐに使えても、ボタン一つで出てきしまっては大変危険です。特に赤ちゃんや子供は好奇心のかたまり。大人の真似をして、もし赤ちゃんが温水ボタンを押してしまっては大やけどにつながりかねません。そこで必要になってくるのがチャイルドロックです。ロックを解除しなければ温水が出ない構造になっています。メーカーによってロック解除の方法は異なりますが、ぜひチャイルドロック機能が搭載されたウォーターサーバーの中で比較するようにしてください。また、各メーカーを比較すると温水だけでなく、冷水にもチャイルドロック機能をつけたものもありますので、そちらを選んだ方がより安全と言えます。

4.転倒防止

ミルクを作るための水質の安全性は当然として、ここでは本体の安全性にも注目してみましょう。比較的ウォーターサーバーの形状は縦型で細長い物が多く、子供や赤ちゃんのいたずらや地震などで倒れてしまう可能性は十分あります。特にウォーターサーバーは構造上、上部に10リットル前後の水の入ったタンクを据え付けるので転倒する可能性が高いと言えます。もし赤ちゃんがハイハイしてウォーターサーバーにつかまり立ちしたら。もし地震などでウォーターサーバーが倒れてしまったら。残念ながらそういう可能性もゼロとは言えません。メーカーによっては転倒防止策として壁に据え付けるための部品が付属している物もありますが、賃貸マンションなどでのご利用できないケースもあります。ではどうすればいいでしょうか。
ウォーターサーバーの細長い構造を活かして、家具と家具の間に設置し、少なくとも横向きでの転倒を防止するという方法があります。密着して設置できるなら、前後への転倒も防止できます。
そして、メーカーによっては水の入ったタンクをウォーターサーバーの下部に据え付けるものがあります。それなら、重心は下にありますので転倒する可能性はグッとさがります。また下部にタンクを設置することで重いタンクの交換もスムーズに行なえます。
ウォーターサーバーを選ぶ際は転倒してしまうケースも考慮しながら比較・検討するようにしてください。

5.メンテナンス

赤ちゃんの健康のため、またはご夫婦の手間の軽減のためにぜひ導入したいウォーターサーバーですが、実は構造上雑菌が繁殖しやすい一面もあります。なぜなら、特にRO水のウォーターサーバーには殺菌効果のある塩素が含まれていないためです。注ぎ口から混入した菌が注水管を遡り、水の入ったタンクに行き着きます。ウォーターサーバー内はヒーター機能があるため常に菌が繁殖しやすい温度になっているのです。
そこで必要になってくるのがメンテナンス。メーカーによっては定期的に内部を洗浄、消毒、除菌を行っているところもありますし、また自動洗浄機能が付いているウォーターサーバーもあります。
ウォーターサーバーを検討する際は自動洗浄機能が付いているものなどメンテナンス面にも考慮しながら比較してみてください。

最後に

赤ちゃんのミルクに最適なウォーターサーバーの特徴を最後にまとめておきます。水質としてはRO水を使用しているもの。温度設定ができるもの。冷水、温水ともにチャイルドロック機能が搭載されているもの。水タンクがウォーターサーバーの下部に取り付けられるもの。または転倒しづらい場所に設置できるサイズや形状のもの。メーカーによるメンテナンスまたは自動洗浄機能が搭載されているもの。これらの条件に合う物の中で比較しご選択されれば安心かつ安全といえます。

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