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安全な階段リフォームをするための4つのポイント

階段のリフォームを検討する時の比較ポイントは、何と言っても安全性の向上ではないでしょうか。
特に小さなお子様やお年寄りがいるご家庭では転倒や落下の危険性には十分配慮し、床に柔らかい素材を使うことや、照明を設置して足元を明るくして安全の確保をすることが必要です。
とはいえ、安全面だけでなく見た目もおさえておきたいポイントです。
階段のリフォームに失敗しないために必ず比較しておきたいポイントをご紹介します。

床材を滑りにくい素材で比較!

階段のリフォームの際に安全性の向上を目指すのならば、特に重視するポイントは床材ではないでしょうか。硬い石やタイルと木を比較する場合、やはり木のほうが柔らかく感じますしお家に優しい雰囲気も取り入れられます。
ですが、木とコルクやカーペットを比較した場合ではやはりコルクやカーペットの方が断然柔らかく安全です。さらにコルクやカーペットは滑りにくい素材ですし、もし滑って転倒してしまった場合でも、石やタイル、木よりケガに繋がりにくいと考えられます。
またどんなに滑りにくい素材を選んでも、踏み面の端部分は色をかえるなどして視覚的な安全も確保できることも比較のポイントでしょう。

既存の階段踏み面にリフォーム専用の階段素材を貼り付けるだけの、比較的低予算のリフォーム方法もあります。安全面に強い素材を選ぶことも可能ですし、カラーリングなどもさまざまな選択肢のなか比較ができ、おしゃれ面でも嬉しいリフォームができます。安全な素材を選び好きな色合いにリフォームでき、さらに低予算という面からも失敗のリスクは軽減されます。

手すりを設置して階段での転倒を防ぐ!

毎日使い慣れている階段でも、転倒の危険は常にそこにあります。
むしろ使い慣れているからこその油断が、転倒や落下による大怪我に繋がってしまう可能性があります。
もし階段で転倒した場合でも、体を支えることができる手すりがあると安心ではないでしょうか。
階段スペースの問題はありますが、理想としては階段の左右両側の壁に、隙間なく連結してしっかり取り付けるリフォームをすることです。
具体的にどんな手すりにリフォームするのが良いかと言うと、手すりの握り部分は太くて円型の物が手に馴染みやすいので検討の際に色々な素材や形状を比較して試してみて下さい。
サラサラとした木の手すりは掃除もしやすく清潔感がありますが、転倒の際など咄嗟に握ることを考えると、手が滑ってしまうことも予想されます。不安であれば、塗装などで滑りにくくする工夫する必要があります。
最近は表面がデコボコで滑りにくく、手すり自体が波型になっている物もあるので、ご家族構成などに合った良い手すりを比較すると良いでしょう。
また転倒防止以外でも、お年寄りや体の不自由なご家族がいるお宅では階段に手すりがあることでお年よりの弱った足腰などでの階段昇降のサポートができます。

照明で足元を明るく照らすことも忘れずに!

見逃してしまいがちなポイントは照明のリフォームです。
多くの階段は天井に照明があるため、どうしても足元が暗くなってしまいます。
リフォームをする際には、照明を増やすことも必要なのですが、是非床材の色を明るめにするなども忘れずに行なって下さい。
最近では照明が踏み面や手すりに埋め込まれた階段素材もあります。家の照明や陽の入り具合で階段照明が必要な場所はさまざまだと思うので、照明と取り付ける場所は手すり下や階段踏み面、はたまた床近くの壁なのかリフォームを検討する際には十分に比較してみてください。
さらにこだわりたいポイントは照明のスイッチは、場所がわかりやすく押しやすいタイプを取り付けると失敗の恐れはないでしょう。

踊り場があって段差の少ない階段が理想的!

古い階段によく見られるのは急な角度で、踏み面の狭い階段です。
もしこういった階段なら、緩やかな角度で踏み面の広い安全な階段にリフォームしたいという方は多いのではないでしょうか。
それもそのはず、安全な階段のポイントは、角度が穏やかで、途中に踊り場があり、段差が少なく、踏み面が広い階段が理想でといわれています。
よく言われているのは、角度は25~35度程度、1段の高さが15~18cm程度、奥行きが25~32cm程度と広い階段が適切と言われていますので比較の参考にしてください。

合わせて階段リフォームで比較しておきたいポイントは、もしも足を滑らせて転倒してしまっても一番下まで落下しないよう、階段の形状を「L字」や「U字」にできるかどうかです。中間地点に段差がなくフラットな踊り場を設置することで落下してしまった場合でも途中で止まることができます。
また、お年寄りや体の不自由なご家族がいる場合は、その踊り場でちょっとした休憩がとれるというメリットがありますので重要な比較ポイントです。
ただ、今ある階段の段差を減らすことや、踊り場を新たに作るといった工事になってしまうと、建物の構造を計算し直すなどの大がかりな工事になってしまう可能性があるので、家全体の間取りを変えるような、フルリフォームの際に合わせて行うのが一般的です。

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