お風呂のリフォームで気をつけたい6つのポイント
お風呂は単に体に汚れを取るスペースだけでなく、一日の疲れとストレスを洗い流し、気分をリフレッシュする空間として家庭にはなくてはならない存在になっています。ただ、水を大量に使うスペースなので経年劣化の激しい場所であることも確かです。そこで今回はそのお風呂をリフォームするポイントを取り上げてみたいと思っています。
お風呂リフォームのタイミングについて
お風呂のリフォームは時間とお金が相当かかります。簡単に何度も何度も行うことはできません。お風呂のリフォームとタイミングのポイントとはどんなものがあるのでしょうか
まずは築年数がお風呂のリフォームのタイミングの目安になるかと思います。築年数でいきますと、およそ15年~20年が目安とされています。特にタイル仕上げのお風呂は早いもので10年でリフォームが必要になってきます。
注意していただきたいのは、目に見える場所はお掃除等でまめにメンテすれば綺麗な状態を保てるのですが、それと比較して目に見えない場所が(下地、床など)がダメージを受けている場合があるので専門家にチェックしてもらうのもいいでしょう。
床や壁に亀裂やひび割れが起こっていたらリフォームを考える時期です。水漏れなどを起こす前にリフォームを考えましょう。
現在のお風呂には昔のお風呂と比較して、様々な機能がついております。使う方の年齢に合わせてリフォームを考えるのもいいかもしれません。例えば、高年齢になれば手すりや滑り止め等の設備も必要になるかもしれません。
2つのリフォーム方法を比較して自分に合ったリフォームを考えてみましょう。
まずは自分だけのお風呂にリフォームしたいという方は「従来工法」というリフォームがお勧めです。バスタブ、タイルの形、窓、天井、その他いろいろな設備まで自由に決められるのがこの「従来工法」です。デメリットは下地や壁の防水処理をしっかりしなければ、水漏れの原因が起こりやすくなります。
もう一つの方法は「システムバス」です。現在の多くの家で作られているのがこの「システムバス」です。これはある程度の工程を工場で作ってしまって現場で組み立てる方法です。リフォームによってパーツを変えることもできます。最近では、一つの会社でもある程度のバリエーションが選べるようになってきました。また「従来工法」」と比較してコスト、工事期間が安いのが特徴です。また、防水性能も「従来工法」と比較すると良くなります。デメリットは逆に自由度(デザイン、サイズ)がないことです。
「従来工法」の一番のデメリットは「システムバス」と比較した場合、工事期間が長くなることとかなりの費用が掛かることです。
現在のシステムバスのサービス面でのバリエーションを考えると「従来工法」と比較した場合システムバスの方がお勧め。
システムバスは自由度がないのが「従来工法」と比較した場合、不利な点はあるのは先ほど解説しましたが、最近では、タイルなどのバリエーションも増え、浴槽、床などの新しい機能が付いたものを取り付けることもできるようになって、費用面、水漏れのなさ、バリエーションと3拍子揃ってきたように感じます。本当にオリジナルのお風呂リフォームをお考えにならなければ、システムバスはお勧めです。
お風呂のリフォームの相場について考えてみましょう。
自由度のかなり高いお風呂のリフォームですが、かかる費用もかなりの幅があります。一体どれくらいかかるのか紹介します。
一番安くリフォームしたい場合は自分で行うことです。ホームセンターなどでタイルや、修理材料が売っているのでそれを購入して行えば5万円程度で済みます。ただし他のリフォームと比較してほとんどが補修のみでお風呂の外観等はほとんど変わりません。
次に安く済ませる費用の目安は60万円位と思ってください。これは他のリフォームと比較して違うところは既存のお風呂を生かしながらリフォームをします。自由度的にはかなり下がりますが、水回りですとか、腐食、亀裂当の大きなダメージは改善できるので、単純に機能面だけを改善したいという方には安く済むリフォーム方法です。
一般的なシステムバスの相場は120万円以上とされています。最近ではデザインのバリエーションや床下暖房等新しい付加価値がの設置もできるため、「従来工法」と比較しても遜色ないお風呂が出来上がります。
「従来工法」でホテル並みの雰囲気のあるリフォームをご希望であれば、やはり400万円は必要になってきます。
リフォーム会社に依頼する場合は必ず相見積もりを取る。
業者によって費用やサービスが違う為、最低3社は相見積もりを取りましょう。これは相見積もりを取ることによって費用面はもちろん、サービス面において、色々と比較することができるため、相見積もりは必ず行いましょう。
まとめ
いかがでしたか、お風呂のリフォームは様々なことを理解したうえで行わなければならないことがお分かりになったかと思います。「システムバス」「従来工法」どちらを選択するにしろメリット、デメリットはありますので、しっかり比較、研究してから、必ず、相見積もりを取ることがポイントです。
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