11の決済方法
ECサイトの市場規模は日本国内だけでもBtoCで約11兆円以上、BtoBでは200兆円以上とも言われています。
そんなECサイトの成功の鍵とも言われているのが決済の方法です。銀行振込以外にもクレジットカード決済やコンビニ払いなど様々な決済の種類があります。
しかし現実的には全ての決済方法を導入することは費用的にも難しく商品や購入者層に合わせた決済方法をECサイトのオープン当初は選択する必要があります。
ここでは様々な決済方法の中でもよく使われている決済方法の種類とその特徴についてご説明していきます。
クレジットカード決済
ECサイトで最も多く利用されているクレジットカード決済。ある調査ではECサイトの決済方法でクレジットカードでの決済を希望する方が全体の8割という結果もでています。つまりクレジットカード決済ができないというだけで購入意志のある方を逃してしまう可能性があります。
決済額の数%を決済手数料として決済代行会社へ支払うことで利用することができます。決済手数料は決済の合計金額によって変わり、安い所で3%~5%程度の手数料がかかります。
口座振替(自動引き落とし)
商品の定期購入やファンクラブなどの会員費など毎月定期的に決済をする必要がある場合におすすめの決済方法です。一度、振替登録しておくことで、購入者が毎月支払いの手続きをしなくても自動的に指定した口座より利用料金を引き落としてくれるサービスです。
また最近は銀行など口座から自動的に引き落とされる口座振替だけでなく、クレジットカードでの自動支払いができる決済代行が会社もあります。
ECサイトの運営者側からしてみれば、毎月、利用者へ請求をしなくても自動的に料金を引き落としてくれるため請求業務を軽減できます。
しかし指定の口座に残高がない場合は引き落とすことができないため、別途料金を請求する必要があります。
銀行ネット決済(ネットバンキング)
インターネットバンキングを利用した決済方法で、インターネット上で銀行振込ができます。銀行窓口やATMなどに行く必要がないため購入者に手間を軽減できる決済方法の1つです。
また、購入者がカード番号などを入力する必要がないため、利用する方も増えています。
携帯のキャリア決済
携帯電話の利用料金と一緒に支払うことができる決済方法です。
NTTdocomono「ドコモ ケータイ払い」、auの「まとめてau払い」、ソフトバンク「S!まとめて支払い」の3つがあります。
クレジットカードを持っていない若年層などでも利用でき、スマートフォンアプリなどの決済などにも利用されています。ただし決済の上限金額が数万円と低めの設定になっているため高額な商品の決済を行う事ができません。
コンビニ決済(コンビニ払い)
ECサイト上で支払いが完了しない決済方法の1つであるコンビニ決済。
コンビニ決済は上記でご説明した決済方法とは違い、支払いのためにコンビニなどの店舗に行く必要があります。
ただし、クレジットカード決済などとは違い、クレジット番号などを入力する必要がないため、その手の情報を入力することに不安がある方に人気があります。
また、都心を中心に多くのコンビニがあり、そのほとんどが24時間営業しているため購入者の好きな時に好きな場所で支払うことができます。
ペイジー(Pay-easy)
税金や公共料金の支払いでよく使われている決済方法の1つです。
パソコンやスマートフォンだけでなく銀行などのATMからも支払うことができるため、窓口やレジなどに並ぶ必要がありません。また購入者が支払う際に金額などを入力する必要もないため、入金金額が違っているなどの間違いが起きることがありません。ただしECサイトの運営者は購入者に支払伝票を印刷し発送しなければならないため他の決済方法と比べて手間がかかります。
電子マネー決済
「Edy」「Suica」「PASMO」「nanaco」「WAON」「QUICPay」など日本国内だけでも様々な電子マネーが存在しますが、それらの電子マネーを使った決済方法です。
購入者は電子マネーに事前に入金しておくことでECサイトでの買い物ができます。また最近はクレジットカードと連動していて事前入金の必要がないモノも存在します。
30代、40代に電子マネーを利用している人が多く、ECサイト以外でもタクシーやコンビニなどでも多く利用されています。
代金引換(着払い)
郵便局をはじめ、ヤマト運輸や佐川急便などが購入者に商品を配達する際に料金を徴収してくれるサービスです。購入者は商品を確かめてから購入することができる上に、カードや電子マネーなど購入するために必要な物がないため人気の高い決済方法です。
ECサイト側からしてみれば代金回収リスクが軽減できる上に、数百円から利用できるため比較的手数料の安い決済方法です。商品代金によって代引手数料は変わります。
プリペイド決済
購入者がコンビニなどで販売しているプリペイドカードを購入し、決済画面でそのカードに記載されている番号を入力することで決済をすることができる決済方法です。
特に音楽や動画などのダウンロード販売で多く利用されている決済方法で、クレジットカードを持っていない若年層に人気のある支払い方法です。
ビットコイン決済
ビットコイン決済とはインターネット上で使うことができる新しい種類の通貨です。紙幣や硬貨など現物となる物が一切発行されていないため仮想通貨などとも呼ばれています。
ビットコインによる決済は決済手数料が安いことや入金のタイミングを自由に設定できるのもECサイト運営者には魅力です。
また、まだまだ導入しているECサイトが少ないため、ビットコイン決済を導入することで他社との差別化を図ることも可能です。
ウォレット決済
Yahoo!ウォレット決済サービス、楽天ID決済、リクルートかんたん支払い、PayPalなど様々なウォレットが存在しますが、購入者が別のECサイトで貯めたポイント等を使って貴社のECサイトで商品などを購入することができるサービスです。
利用者はIDとパスワードを入力するだけで決済することができる上にウォレットで商品を購入することでポイントを貯めることができるため人気があります。
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