記帳代行の4つのメリットと2つのデメリットについて
記帳代行を外部に依頼するのメリットは「経理担当者の人件費削減」や「経理業務からの開放」だけではありません。他にもたくさんのメリットがあります。またその反対のデメリットもあります。
記帳代行会社を探す前に記帳代行会社へ依頼するメリットとデメリットをしっかりと理解し依頼するかどうかを判断してください。
コストダウン
記帳代行を代行会社へ依頼することで経理担当者を雇う必要がありませんので人件費のコストを削減することができます。さらに、間接的に会計ソフトの購入費用やパソコン、家賃などの経費も削減できるメリットがあります。
また、同じ記帳を行うのでも税理士や会計士が行う記帳と記帳会社のスタッフが行う記帳とでは時給が異なります。毎月の記帳を記帳代行会社へ依頼することで税理士や会計士の業務を減らすことができますので毎月の顧問料を安くしてもらえる可能性があります。
経理業務から開放されます
伝票入力や記帳は売上に直結する業務ではありません。しかし会社の経営状況を知るためにも必ず必要ですし、決算書を作成するためにも記帳は必要です。
記帳代行会社へ依頼することで伝票入力や記帳業務から開放されます。主に領収書や請求書、通帳のコピーなどをまとめて渡すだけで記帳業務を行ってくれますので手間がかかりません。また常に新しいバージョンに変わっていく会計ソフトの操作方法なども覚える必要がないため特にパソコン操作が苦手な人には大きなメリットがあります。
教育の手間がなくなる
自社で経理担当者を雇い教育を行う手間がなくなるメリットもあります。特に経理は専門知識が必要な業務です。社内に経理について詳しい人間がいる場合には問題ありませんが、いない場合には自分たちで調べてもらう必要があるため作業に無駄な時間がかかってしまいます。
「損益計算書」「貸借対照表」
税理士や会計士と顧問契約をせず自社で経理業務を行っている場合、毎月「損益計算書」「貸借対照表」を作成するのは大変です。しかし記帳代行会社へ依頼することで毎月「損益計算書」「貸借対照表」を作成してもらうことで常に会社の状況を把握できます。
税務の相談ができない
記帳代行会社へ伝票入力や記帳業務をお願いすることで多くのメリットがありますが、反対にデメリットもあります。その一つが「税務」に関することです。
記帳代行会社の中には税理士や会計士雇ったり提携している会社もありますが、ほとんどの記帳代行会社は税理士や会計士がいません。そのため「法人税」をはじめ「消費税」や「消費税」などの税務に関する相談をすることができません。
また税務に関する業務を行えるのは税理士や会計士のみです。そのため税金に関する申告を行う場合は自社で行うか税理士や会計士に記帳とは別に依頼しなければならないため手間や費用がかかってしまいます。
リアルタイムで数字の把握はできない
会社の状況を常に把握したい経営者の方も多いかと思います。しかし記帳代行会社の多くは月に1度まとめて記帳業務を行うため日々の数字をリアルタイムで把握することができません。また記帳を依頼しても早くて数日、長くても数週間程度日数がかかります。そのためその間は売上がどうなったのか利益がいくら出たのかが把握できないというデメリットもあります。
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