オフィスレイアウトの6つのチェックポイント
現代は、ビジネスのスタイルが多様化している時代です。ビジネス環境もどんどん変化していますから、それぞれの仕事のスタイルに合わせて、オフィスも機能的で、効率よく働けるスペースに変えていく必要があります。そこで重要になってくるのが、オフィスのレイアウトです。
オフィスという限られたスペースの中で、何をどのように配置するのかを考えることで、空間が変化し、仕事を活性化することができます。オフィスレイアウトひとつで、社員のモチベーションも違ってきますから、十分に考えることが大切です。効率の良い、オフィスレイアウトのコツを考えてみましょう。
どのようなオフィスなのかを考える
オフィスが、何のスペースを重視しているのかを、考える必要があります。
設計事務所や、個人でパソコンを使って仕事をする人が多いオフィスでは、個人のパーソナルスペースが重要視されます。
一方、個人のスペースが必要ないワーキングスタイルのオフィスとでは、パーソナルスペースは必要ないかもしれません。
設計、制作など、作業に集中する環境が必要な場合は、パーテーションや棚をつかって、仕切りを多く使います。また、個人の適切な広さのパーソナルスペースの確保をします。作業の種類によって、必要な広さは変わりますが、十分に計算して空間を作るとよいでしょう。
また、逆に、お互いが意見交換をしたりするなど、コミュニケーションが必要なオフィスのでは、対面式や島型に机をレイアウトにすると効率的になります。
広いスペースと狭いスペースを分けたレイアウトができているか
一般的に、見渡せるような広い空間で仕事をするよりも、少し、視界を狭めた方が、仕事がしやすいと言われています。ある程度、視界を狭めるレイアウトが有効です。
また、逆に応接間などのスペースは、広めにとった方が、開放感があり、話もしやすいとされています。
棚なども低めにしたりすることで、空間を広く感じ、閉鎖感を緩和できます。広さが必要なスペース、狭さが必要なスペースを分けるのもチェックポイントです。
動線に障害物がないかをチェック
人が動く動線を意識したレイアウトを考えることは必須です。
まず考えるのは、動線、つまり通路は、目的地にスムーズにたどりつけるレイアウトになっているかを考えます。間に、邪魔になる棚やパーテーションがないかをチェックしましょう。それらがあると、動きに無駄が出てしまいます。
また、よく通路の先が行き止まりになっているオフィスを見かけることがあります。向こう側に抜けないレイアウトは、一方通行ですから、それだけで無駄な動線になることが分かります。目的地が一つしかない動線にならないように、工夫する必要があります。
メインの動線とサブの動線を区別する
オフィス内の移動では、部長席、課長席、経理のブースというように、目的地はいろいろあります。その分、動線は複数あることになりますが、それらの動線が、同じ動線と重複していると、移動がしにくくなり効率も下がります。
また、一つの目的地に、いくつか動線があると、そのたびに、移動通路を選ぶ作業が生まれるため、無駄がそこに発生します。
つまり、一番人が通る、メインの動線と、その他のサブの動線を分けることが必要になってきます。メインの動線は、幅を広くして、複数の人が行き交いできるだけのスペースを確保するといったレイアウトにするのもよいでしょう。
セキュリティを考える
オフィスには、社員だけが働いているのではありません。実際には頻繁に、来客が訪れるオフィスもあるでしょう。では、オフィス内を、来客者が自由に歩き回れるようなレイアウトだったら、どうでしょうか?
オフィスには、社外秘のものも多くありますし、社員と来客者が混同した空間にいることは、情報の漏えい事故にもつながりかねません。情報の漏えいは、相手に迷惑をかけるばかりでなく、会社の信頼性そのものも失うことになります。
そういった事故を、未然に防ぐためには、社員と来客者のスペースはしっかりと分けることが重要です。来客者は立ち入ることができない、スペースを作るレイアウトが必要なのです。
オフィスのレイアウトは、オフィス内を動き回るための、細かい動線だけでなく、社員用、来客用と大きく分けてスペースを考えるといった、大きな枠組みベースで考えることも大切なのです。
いいレイアウトはやる気が出る
いいオフィスにいると、自然と「頑張ろう!」という気持ちがわいてきます。人は、視覚から得た情報に気持ちが左右されやすいので、整ったレイアウトや効率のよいスペースによって、仕事の質は良くなり、効率もぐっと上がるものです。
レイアウトの良さは、オフィス内の人間だけのものでなく、来客者から見ても気持ちが良いものです。いいオフィスは信頼感も高めますから、レイアウトを考えることは、とても重要なのです。
PR:比較jpはオフィス・事務所の内装工事に関する一括見積もりの比較サイトです
比較jpはオフィス・事務所の内装工事を比較できる一括見積もりサイトです。
ご希望の条件などをご入力いただくだけで複数の業者へ一括で見積もり依頼が行えます。
届いた見積もりや提案を比較するだけ最適な業者がお探しいただけます。
もちろん見積もり依頼は何度ご利用いただても無料です。
詳しくは「オフィス・事務所の内装工事会社を比較」のページにてご確認いただけます。
オフィス・事務所の内装工事に関するコラム
オフィス・事務所の内装工事を比較できるビジネスマッチングサイト
比較jpは 内装工事(店舗)、内装工事(オフィス・事務所)、原状回復工事、内装解体工事、家屋解体・建物解体、オフィスや店舗の家賃値下げ交渉、移転、自動販売機、建築パース、決済代行、文書・重要書類・メディア保管、レンタル観葉植物・オフィスグリーン、看板・横断幕・懸垂幕、入退室管理システム、テレビ会議・WEB会議システム、POSレジ・POSシステム、清掃会社 など様々な分野について一括見積もりや資料請求依頼が無料で行えます。