通常のサイトとは違うランディングページの7つの特徴
ランディングページ(LP)とは、広義の意味ではユーザーがWEBサイトを訪問した際、最初に着地するページのことですが、狭義には、広告を導入として商品やサービスの購入、または資料請求などの成果を得ることを目的としたWEBページを指します。一般的に言うランディングページは、この狭義の意味で使われることがほとんどです。ランディングページを制作することは、コンバージョンを高めるために有効な方法で、実際に多くの企業がLPを活用しています。
では、ランディングページにはどういった特徴があるのでしょうか。7つの主な特徴から、有効なLP制作のポイントを説明していきましょう。
1.余分なリンクがない
ランディングページ(LP)の大きな特徴の一つに、「他のページへ飛ぶリンクがない」ということがあります。一般的なWEBページ制作の場合、ユーザーが関心のあるページへすぐに移れるよう、あちこちにリンクが張ってあることが普通です。一方、ランディングページの場合は、公式ホームページに飛ぶリンクや、類似商品を紹介するページへのリンクなどが、ほとんどないというデザインになっています。
これは、ランディングページの目的が明確に限られていることに理由があります。その目的とはつまり、「商品購入の申し込み」や、「資料請求」をしてもらうというものです。それ以外の行動をユーザーにしてもらわないために、余分なリンクを省いたデザインとなっているわけです。
2.縦に長いレイアウト
ほとんどのランディングページは、縦に長いデザインレイアウトとなっています。これもまた、LPの大きな特徴の一つと言えます。実際、ランディングページを訪れたことのある人は誰でも、「このページはどこまで続くのだろう」と思うでしょう。ランディングページが縦に長くなる理由としては、ユーザーを惹きつけるための情報を、なるべく多く盛り込む必要があるためということと、分割すると、コンバージョン率が下がるということの2点が挙げられます。
ランディングページを訪れたユーザーのほとんどは、商品やサービスの購入に迷っています。そうしたユーザーを購入に導くには、使用のメリットや、科学的根拠などの情報を、なるべく多く盛り込まなければなりません。すると、ページのボリュームは当然大きくなりますが、2,3ページに分割すると、最後まで読まずに脱落するユーザーが増えてしまいます。そのため、縦長の1枚となるページを制作せざるを得ないというわけです。
3.テキストに比べて画像が多い
イメージ画像が多いというのも、ランディングページの特徴の一つです。上記のように、ランディングページはどうしても情報量が多くなる傾向にありますが、テキストばかりを並べると、ユーザーに飽きられてしまうおそれもあります。そこで、イメージ画像を多めに使用することで、読みやすさをアピールし、ユーザーの離脱を防ごうというのが狙いです。
イメージ画像を多く使うと、情報が伝わりやすく、わかりやすくなるというメリットがあります。また、文章を読んで理解するには一定の時間が必要になりますが、イメージ画像の場合は、比較的すぐにポイントが伝わるという利点もあります。その一方で、イメージ画像を多用しすぎると、画面がごちゃごちゃする、読み込み速度が遅くなる、内容が記憶に残りにくい、などのデメリットもあります。
4.インパクトの強いデザイン
ほとんどのランディングページは、デザインが派手で、インパクトの強いものが比較的多い特徴があります。使われている色も派手な色が主体で、キャッチコピーや商品画像が、画面に大きく表示されていることが多くなっています。これは、ユーザーがページを訪れた際、すぐに離れてしまわないように、見た目のインパクトで関心を引き留めようとする狙いがあります。
いわば、冒頭の「つかみ」を強力にすることで、ユーザーをページに引き留めようという意図ですが、これにもメリット、デメリットの両方があります。メリットとしては、インパクトが強いため、思わず内容を見てしまうというものですが、一方で、画面の見づらさやアピールの強引さに、返ってマイナスイメージを与えかねないというデメリットもあります。
5.ボタンが大きい
ランディングページの特徴として、さらに、「ボタンが大きい」という点もあります。また、大きいだけでなく、ボタンの数も多めになっています。ランディングページのボタンは、商品やサービスの購入、問い合わせ、資料請求といった種類に限られ、その他には前述のように、余分なリンクはほとんどありません。ランディングページは、ユーザーに購入や資料請求などをしてもらうためのページですから、そのほかの要素は必要ないわけです。そのため、そうした限られた目的をユーザーに強くアピールするため、ボタンが巨大化するという傾向があります。
しかし、あまりボタンを大きくしすぎると、返って抵抗感を感じさせるおそれもあるため、ランディングページ制作では、適度な大きさにすることが望ましいでしょう。
6.自由なデザイン性
通常のWEBページでは、トップやサイドに、グローバルナビゲーションと呼ばれるリンクボタンを配していることがほとんどです。そのため、ページデザインはある程度制限されてしまう傾向にあります。
それに比べて、ランディングページの場合は、前述のように余計なリンクを配置する必要がありませんから、デザインの制限が比較的少ないという特徴があります。こうした自由なデザイン性は、ランディングページ制作におけるメリットと言えるでしょう。
7.物語性がある
ランディングページの目的は、何度も言うように、商品やサービスの購入、資料請求などに限定されます。そうした一点のゴールにユーザーを向かわせるため、ページ内に物語性を持たせているということも、ランディングページの特徴となっています。
最初にLPを訪れた時点では、ユーザーはまだ心を決めかねている状態がほとんどです。そこで、ユーザーの悩みや願望を刺激するようなコピーから入り、その商品・サービスを得ることで、どんなメリットがあるか、実際に利用した人の声はどうかなどを順を追って説明していくことで、ユーザーの警戒心をほどき、コンバージョンにつながりやすくなります。こうしたストーリー性のあるライティングも、ランディングページの大きな特徴と言えます。
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